昨日行われた埼玉新聞栄冠賞(SIII)で、川島正一厩舎のタイムズアロー(父タイムパラドックス 馬主:(有) 社台レースホース様)が
西村栄喜騎手を背に優勝しました。
西村栄喜騎手は2011年の荒尾競馬の廃止に伴い船橋に移籍。
このレースが待望の南関東初重賞制覇となりました。
西村栄喜騎手といえば、このタイムズアローをはじめ、
2014年のNARグランプリ年度代表馬の座に輝いたサミットストーン(矢野義幸厩舎)など、
現在20頭ほど調教を手掛けているそう。
この数字は船橋の騎手の中でも多いとのこと。
「信頼されるのは嬉しいことなので、周囲の皆さんに感謝しています」(西村騎手)
そんな西村騎手を、多くの関係者の皆さんが笑顔いっぱいで祝福する姿があちこちで見られ、
とてもあたたかい雰囲気に包まれていました。
西村騎手とこぶしを合わせて祝福した森泰斗騎手
北関東から移籍した森泰斗騎手。
同じ移籍組として、また、自身も南関重賞初制覇まで苦労を重ねた森騎手だからこその
祝福する気持ちがいっぱいにあふれる笑顔だったのでしょう。
浦和の見澤譲治騎手も笑顔で祝福
レース後 動画
祝福に訪れた矢野義幸調教師、山下貴之調教師の姿も。
(手持ちで移動しながら撮影しているため画像が揺れています)
金沢の吉原寛人騎手がハグして祝福
こんな風に、騎手仲間、厩舎関係者、マスコミなど
いろいろな立場の人々が西村騎手にお祝いの言葉を掛けていました。
それはいつもの重賞の後よりずっとずっと多くて
西村騎手が移籍後、ひとつずつ積み重ねて来た時間を感じさせました。
「荒尾から移籍して、騎乗数も少なくて悩んでいたこともあったけど、
一生懸命やっていればいいこともあると思っていました。
それが今日の結果として帰ってきたのが嬉しいです。
移籍しても頑張っていれば結果が出ると、皆に教えてもらったことを
続けてここまで頑張って来ました」(西村栄喜騎手)
「タイムズアローは気難しい馬なので、
馬の気分を損ねないよう、慌てずに落ちついていこうと思っていました。
スタートもいい感じで出て、行き過ぎる感じだったので控えました。
ソラを使わず、気分良く進んでいました。
まだ余力があるので、これからも楽しみです」(西村栄喜騎手)
西村栄喜騎手は熊本県出身。
4月から続いている地震や先日の阿蘇山の噴火でご実家も被災されたそう。
私自身、父の仕事の都合で2年間ほど「実家が熊本」ということがありました。
その間帰省したのは2度だけですが、
市内の中心部では長いアーケードが続く商店街は賑やかで活気があり、
阿蘇へ行けば雄大な自然がどっしりと、
海へ行けば島の風景や干潟が作り出す砂浜が表情豊かで、とても美しい土地だったのを覚えています。
「震災後、向こうへ行った時には地割れもありました。
自分も新天地に来て頑張っているので
熊本の皆さんも頑張って欲しいです」と西村騎手。
その口調には、故郷・熊本の皆さんへの「一緒に前を向いていこう」という気持ちが込められているように思いました。
インタビュー収録後の記念撮影。
ゴール前の大歓声は聞こえていたそう。
撮影順番待ちのマスコミの皆さんの列ができていましたよ
タイムズアローを担当するのは、元笠松の騎手で、
オグリキャップの母ホワイトナルビーの主戦騎手だった松崎正志厩務員。
「西村騎手で勝てたのも嬉しいね」
川島正一調教師
「無理をするとソラを使う馬。
8歳といってもまだ若い。
こういう気性だから本気で走っていなくて消耗していないんだね。
まだフレッシュ(笑)。
それにしても西村騎手は良く乗ったね。
調教をつけている賜物。
本当に良く乗りこなした」
タイムズアローは父タイムパラドックス 母サンデーエイコーン。
生産は(有)社台コーポレーション白老ファーム。
馬主:(有) 社台レースホース様
関係者の皆さん、おめでとうございました。
西村栄喜騎手を背に優勝しました。
西村栄喜騎手は2011年の荒尾競馬の廃止に伴い船橋に移籍。
このレースが待望の南関東初重賞制覇となりました。
西村栄喜騎手といえば、このタイムズアローをはじめ、
2014年のNARグランプリ年度代表馬の座に輝いたサミットストーン(矢野義幸厩舎)など、
現在20頭ほど調教を手掛けているそう。
この数字は船橋の騎手の中でも多いとのこと。
「信頼されるのは嬉しいことなので、周囲の皆さんに感謝しています」(西村騎手)
そんな西村騎手を、多くの関係者の皆さんが笑顔いっぱいで祝福する姿があちこちで見られ、
とてもあたたかい雰囲気に包まれていました。
西村騎手とこぶしを合わせて祝福した森泰斗騎手
北関東から移籍した森泰斗騎手。
同じ移籍組として、また、自身も南関重賞初制覇まで苦労を重ねた森騎手だからこその
祝福する気持ちがいっぱいにあふれる笑顔だったのでしょう。
浦和の見澤譲治騎手も笑顔で祝福
レース後 動画
祝福に訪れた矢野義幸調教師、山下貴之調教師の姿も。
(手持ちで移動しながら撮影しているため画像が揺れています)
金沢の吉原寛人騎手がハグして祝福
こんな風に、騎手仲間、厩舎関係者、マスコミなど
いろいろな立場の人々が西村騎手にお祝いの言葉を掛けていました。
それはいつもの重賞の後よりずっとずっと多くて
西村騎手が移籍後、ひとつずつ積み重ねて来た時間を感じさせました。
「荒尾から移籍して、騎乗数も少なくて悩んでいたこともあったけど、
一生懸命やっていればいいこともあると思っていました。
それが今日の結果として帰ってきたのが嬉しいです。
移籍しても頑張っていれば結果が出ると、皆に教えてもらったことを
続けてここまで頑張って来ました」(西村栄喜騎手)
「タイムズアローは気難しい馬なので、
馬の気分を損ねないよう、慌てずに落ちついていこうと思っていました。
スタートもいい感じで出て、行き過ぎる感じだったので控えました。
ソラを使わず、気分良く進んでいました。
まだ余力があるので、これからも楽しみです」(西村栄喜騎手)
西村栄喜騎手は熊本県出身。
4月から続いている地震や先日の阿蘇山の噴火でご実家も被災されたそう。
私自身、父の仕事の都合で2年間ほど「実家が熊本」ということがありました。
その間帰省したのは2度だけですが、
市内の中心部では長いアーケードが続く商店街は賑やかで活気があり、
阿蘇へ行けば雄大な自然がどっしりと、
海へ行けば島の風景や干潟が作り出す砂浜が表情豊かで、とても美しい土地だったのを覚えています。
「震災後、向こうへ行った時には地割れもありました。
自分も新天地に来て頑張っているので
熊本の皆さんも頑張って欲しいです」と西村騎手。
その口調には、故郷・熊本の皆さんへの「一緒に前を向いていこう」という気持ちが込められているように思いました。
インタビュー収録後の記念撮影。
ゴール前の大歓声は聞こえていたそう。
撮影順番待ちのマスコミの皆さんの列ができていましたよ
タイムズアローを担当するのは、元笠松の騎手で、
オグリキャップの母ホワイトナルビーの主戦騎手だった松崎正志厩務員。
「西村騎手で勝てたのも嬉しいね」
川島正一調教師
「無理をするとソラを使う馬。
8歳といってもまだ若い。
こういう気性だから本気で走っていなくて消耗していないんだね。
まだフレッシュ(笑)。
それにしても西村騎手は良く乗ったね。
調教をつけている賜物。
本当に良く乗りこなした」
タイムズアローは父タイムパラドックス 母サンデーエイコーン。
生産は(有)社台コーポレーション白老ファーム。
馬主:(有) 社台レースホース様
関係者の皆さん、おめでとうございました。