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報知グランプリカップ(SIII)

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船橋開催3日目に行われた報知グランプリカップ(SIII)を制したのは、
川島正一厩舎のタイムズアロー(8歳牡馬 父タイムパラドックス 馬主:(有) 社台レースホース様 生産 (有)社台コーポレーション白老ファーム)でした。

真島大輔騎手
「馬の状態は良かったです。
力はある馬なので、自分がミスしないように乗ることだけを考えていました。
はがゆいレースが続いていたので、こういう結果が出て嬉しいですね」



川島正一調教師
「重賞制覇はJRAから転入してきた時から期待していましたが、
気性が難しい馬。
ジョッキーもかなり苦労したと思います。
馬の力があるのはわかっていたけれど、アクションを起こすと反抗するところがある。
だから、馬なりのレースがハマったかんじですね。

動けば嫌がるのがわかっているので、位置取りを決めて、あとは騎手に任せていました。
真島騎手の好騎乗ですね」



担当の松崎正志厩務員は元笠松の騎手で、オグリキャップの母ホワイトナルビーの主戦騎手としても活躍しました。
騎手時代に重賞を制覇したことはあるそうですが、厩務員になってからは初めてとのこと。

「タイムズアローがようやくやってくれたよ!ここまで長かったなぁ」と
レース後、喜びいっぱいの表情で語っていました



能力はありながらも、気性の難しさからその力を十分に発揮できずにいたタイムズアロー。
「今後については未定ですが、交流重賞も勝ちたいですね」(川島正一調教師)とのこと。

普段の調教はもちろん、厩舎出発時からの馬装も徹底して工夫するなど、
タイムズアローを勝たせたい!!という関係者の皆さんの思いが実ったレースとなりました。


関係者の皆さま、おめでとうございました


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