Quantcast
Channel: 船橋競馬 千葉県調教師会公式ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 690

渋谷信博厩舎 キャッスルクラウン JRA弥生賞出走!

$
0
0
3月5日(日)、中山競馬場で行われる第54回 報知杯弥生賞(GII)に、
キャッスルクラウン(渋谷信博厩舎 馬主・生産:日高郡新ひだか町 城市公様)が出走します

鞍上は昨年5月のデビュー戦以来ずっとコンビを組んでいる中野省吾騎手


管理する渋谷信博調教師は
今回がJRA初遠征となります。

渋谷信博調教師
「この馬のいい所は体のつくりの柔らかさですね。
平和賞(2着)の後、川崎、大井と使って少し疲れが見られたので
針をして休ませるなどしました。
前走の雲取賞では本来の調子がまだ戻っていませんでしたが、
今回の追い切りでは終いが伸びてきましたよ。
時計は目立ちませんが、余力残しで伸びています。

5月にデビューして3着が多い馬ですが、
展開に左右される脚質の宿命でしょうね。

育成の段階から能力のあるところを見せていて、
5月のデビューから12回走っていますが、
徐々に体重も増えていて、理想的な成長をしていると思います。

初めての芝ということで、馬も不安を感じるかも知れませんので
明日(金曜日の朝)、馬場見せに出かけます。
近隣とはいえ、輸送することになるので、
馬場見せの効果もあるけれど、ストレスも出るかも知れません。
そういったことも克服していければ。

日々坂路で鍛えられているJRA勢が相手になりますが、
こちらも深い砂で鍛えているんだという気持ちで臨みたいですね。

この馬のスタイルで、追い込んでくれれば」


枠順は土曜日の午前10時には決まるそう。


「競馬は勝負の世界。出ることが目的ではなくて、結果が大事です
結果次第では、またJRA遠征も考えています。
青葉賞など、JRA認定を持っていなくても出られるレースがありますので
そういうことも視野に入れていきたいですね」とのこと。
初めてのJRA遠征がクラシックを前にした重賞、という華やかな舞台になった渋谷調教師ですが、
淡々と力強くキャッスルクラウンの”今”と”これから”について語っていました。


(船橋開催でのワンシーン 中野省吾騎手に指示を出す渋谷信博調教師)

弥生賞は芝2000m、発走は15:45です

ご声援よろしくお願いいたします





Viewing all articles
Browse latest Browse all 690

Trending Articles