馬の堆肥でウマくなる！ジオファーム八幡平・八肥の会（岩手）

４月の船橋開催３日目、マリーンＣ（JpnIII）当日は、
午前中からものすごい風が吹き荒れました。

船橋競馬場内も砂漠のよう。
「砂漠・・・砂漠・・いや、少しでも楽しくなるようにビーチ、リゾート先のビーチだと考えよう」
という会話もあったほど

自宅からいつもは２時間ちょっとで到着するのですが、
この日は強風の影響で電車のダイヤが乱れ、３時間半くらいかかって到着しました。

海沿いの京葉線、吹きさらしの箇所が多く海沿いも走る武蔵野線は大変な影響を受けてしまい、
分岐になっている西船橋駅ホームは発着時間やホームの変更などがあって混乱状態。
駅員さんが一生懸命アナウンスしてました。

そんな中、停車中の電車で発車を待っていると、
お隣にきれいな青い矢車菊（別名ヤグルマソウ）をたくさん携えた女性が。

子どもの頃、庭に咲いていた大好きな花なので、
「いいなぁ、素敵だなぁ」と思っていたら
この日にアタリーナ横に出店していた「ジオファーム八幡平・八肥の会」のお手伝いの方でした







ジオファーム八幡平さんでは、「馬たちが現役引退後も安心して生きていくことが出来る持続可能な仕組みを作りたい」という思いのもと、
八幡平の温泉地熱を活用した馬ふん堆肥づくりと、その堆肥を利用した農作物栽培に挑んでいるそうです。



専務理事の今井淳さん


「馬好きな人集団なんですよ（笑）。
現在２０頭以上の元競走馬を繋養していますが、
今後４０頭くらいまで増やす予定です」

商品の説明もしてくださった今井さん。
どれも魅力的なものばかりでしたが、
何よりも、愛情込めて商品と向き合っている姿がとても印象的でした。



「種子さんって方が作ってるんですよ」と教えてくださった青森のにんにく。


実家の愛犬用のフードと、生でも食べられる評判のマッシュルーム
そして、電車の中で見とれてしまったヤグルマソウ



このヤグルマソウ、強風と電車とバスを乗り継いで２時間半の旅にも余裕で耐えて
茎もしゃきっと、お花も生き生き咲いています。
弱ったらかわいそうだなぁと思っていたのですが、
元花屋としても感動的なフレッシュさ

茎が長いお花は水が下がりやすい（お花がくたっとなってしまう）ことも多いのですが、
ここまで元気なのってすごいです

聞きそびれてしまったのですが、このお花も馬ふん堆肥で育ったのかなぁ・・・

馬ふん堆肥ってガーデニングにもいいんですよね



この日の８Ｒは協賛競走

勝ったのは、田中力騎手騎乗で、矢内博厩舎のストーミーダンディ（馬主：安味宣光様）でした。



ジオファーム八幡平さんのHPはこちらから。

代表理事は船橋さんとおっしゃるのですね