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第19回 クラウンカップ(SIII) ガーニーフラップ(稲益貴弘厩舎)優勝

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速報写真でもお伝えしましたが、
昨日行われた第19回 クラウンカップ(SIII)はガーニーフラップ(父タイキシャトル 馬主:上村洋司様)が優勝
稲益貴弘厩舎にとって、嬉しい重賞初制覇となりました

前走は地元・船橋の花見月特別で大外から一気の末脚を炸裂させて快勝




今回は鞍上に的場文男騎手を迎えて、昨秋の平和賞以来の重賞挑戦となりました。




的場文男騎手
「素直でおとなしく、乗りやすい馬ですね。
勝てて喜びと感謝の気持ちです。

返し馬で乗った感じで、少しズルいところがあるかなと思ったので、
ゲートを出てから気合をつけました。
道中もいい感じ。
4コーナーでゴーサインを出したらハミを取ったので、
これならいけるかなと。

初コースということで、(馬場入り後に)1周コースを見せたので大丈夫でした。
距離は長くなればなるほど良いタイプですね。

追ってから、ぴょんと伸びる点が良いです」

最年長の重賞勝ちの記録更新、に
「自分では感じてないけど(笑)ファンの皆さまのおかげですね」








戻ってきたガーニーフラップと的場文男騎手を迎えた稲益調教師。
レース後は、タイミングや距離の関係で撮りきれないこともあるのですが、
今回はガーニーフラップの表情も一緒に撮れました






稲益貴弘調教師
「嬉しいですね。
ずっと厩務員(元騎手の篠田厩務員)と一緒に、同級生(1980年生まれ)でやってきたので、
勝てて嬉しかったです。
良い馬に当たって、
生産者や育成した人たちに感謝したいですね。

ガーニーフラップはデビューが遅かった(2015年9月)なので、
放牧に出すと間に合わないので、
負けても月1回出走と決めて、クラウンカップを目標にやってきました。

初めての川崎ということで、発汗と体重減がありましたが、
下見ではいつものガーニーフラップだったので、大丈夫かなと思っていました。

的場騎手には、自分から進む馬ではないけど、
終いはいい脚を使うので信じて乗ってくださいと伝えました。

最後は必死で応援していたので、覚えていません(笑)
先輩調教師の皆さんに『おめでとう』と言われて
それで勝ったんだなと思いました。

ガーニーフラップは育成の時から良い動きをしていたので、
変わった感じはしませんが、いいものは持っているので、
育て方を間違えないようにと思っていました。

今後は道中自分からハミを取って走れるようになれば」

インタビューの中で、
『ずっと厩務員(元騎手の篠田厩務員)と一緒に、同級生(1980年生まれ)でやってきたので』という言葉がありましたが、
稲益調教師といえば、2014年3月20日の4R、マイネルバリスターで開業初勝利をあげた時の篠田厩務員との姿が印象的でした。

(2014年3月20日)






今後は、5月4日に行われる地元船橋での東京湾カップ(SIII)を予定。
そして、6月8日の東京ダービー(SI)にピークを持っていきたいとのこと

この日は、母ハンナリトの村上卓史オーナーもご来場され、
「ハンナリトは未勝利だったのですが、川越ファームさんに繁殖にしていただきました。
産駒が重賞を勝てるなんて、嬉しいですね」と笑顔で語ってくださいました

何度かお伝えしていますが、
ハンナリトはタレントで女優の安田美沙子さんの命名馬。
美沙子さんのツイッターでも、ガーニーフラップ優勝の喜びがつづられています



ガーニーフラップ(稲益貴弘厩舎 父タイキシャトル 母ハンナリト)
2013年5月30日生れ
浦河 川越ファーム生産
馬主:上村洋司様

関係者の皆さまおめでとうございました

口取り撮影後、川崎の桜と一緒に



なお、川崎競馬倶楽部の開催出来事に書かれているように、
ヤマノカミ(佐藤賢二厩舎)は第3コーナーで馬体故障(左前肢繋骨粉砕骨折)を発症して競走を中止しました。
慎んでご冥福をお祈りいたします。



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