今回からSIに昇格した3歳重賞 戸塚記念(SI)。
優勝したのは、門別でデビューし、岩手ダービーの優勝馬で、南関転入2戦目のチャイヤプーン(川島正一厩舎 馬主:大久保和夫様)でした。
勝利へとエスコートしたのは森泰斗騎手
森泰斗騎手
「実績のある馬ですし、今回は前回と比べての仕上がりの良さを感じていました。
厩舎の皆さんや、調教をしている庄司大輔騎手がよく仕上げてくれて、
返し馬をしたら状態が上がっているのを感じて、
これならいけるなと思いました。
キックバックを嫌がるなど、難しい面も出していたけど、
1枠を最大限活かせて、脚もためられて、
直線で弾けることができました。
岩手のダービー馬を任せていただいて、責任を感じていました。
岩手競馬をはじめ、皆さんの後押しがあって勝てたのだと思います」
川島正一調教師
「嬉しいですね。
ここを目標に岩手から移籍してきましたので。
前走から調教を工夫してきましたが、
それが当たりましたね。
勝ちに来ているので、タイトルを獲れて良かったです」
担当の千葉厩務員とのショット。
教えていただいて知ったのですが、
千葉厩務員のお父様は、岩手の元騎手で調教師だった千葉次男さんとのこと。
人馬ともに、嬉しい南関重賞初制覇です。
「南関初重賞、格別ですね。
チャイヤプーンの良さはオンとオフの切り替えがうまいところ」と千葉厩務員。
母は岩手の名牝サイレントエクセル(父ウイングアロー 2003年生まれ)。
手持ちのデータを探してみたら、2008年12月、クイーン賞に出走した時の写真を見つけました。
チャイヤプーンは父フェデラリスト 母サイレントエクセル
2015年5月20日生まれの3歳牡馬。
デビューは2017年8月23日 門別競馬場。
現在は川島正一厩舎所属。
馬主は大久保和夫様、生産は新ひだか町の原ファーム様です。
関係者の皆様、おめでとうございました
なお、川島正一調教師のお話では、
チャイヤプーンはこの後、岩手に戻るとのことでした。
また会える日も楽しみです。