1月のハートビートナイター初日に行われたアジュディミツオー・メモリアル。
このレースで優勝したのは、佐藤裕太厩舎のシントーアサヒ(馬主:中野辰三様)でした。
デビューから無傷の3連勝
11月のユーカリデビュー、12月のクラーベセクレタ・メモリアルを共に大差勝ちという衝撃的な走りを見せたシントーアサヒ。
アジュディミツオー・メモリアルでも、2着馬に4馬身差をつけて快勝し、
春のクラシック戦線に向けて、おおいに楽しみな存在となりました。
左海誠二騎手
「前走ゲートの中で暴れたので、今日はそこを気をつけていました。
素直に立っていました。
今は力が抜けているからこういう形になるけど、ハナに行く馬じゃない。
追っかけている方が一生懸命に走る感じ。
今は試す時ではないですし、勝っている間は王道の競馬をしていきたいですね。
ステッキを入れてからの反応は良かったけど、まだ遊んでる。
前回もそうだったけど、3コーナー過ぎから遊んでいて、今回も。
だから今回は最後まで気を抜かせないよう直線少し仕掛けました。
着差は4馬身だけど、着差以上。強いね。
マイルはこなすから、もうひとハロン伸びても大丈夫かな、という感じ。
距離に関してはまだ未知数です」
佐藤裕太調教師
「シントーアサヒの強味はレース勘が良いところ。
センスがいい馬です。
小回りも、手先が器用なのでこなしてくれるのではと思います」
シントーアサヒはクラーベセクレタ・メモリアルでも勝利していますが、
クラーベセクレタもアジュディミツオーも、
佐藤裕太調教師が騎手時代に調教パートナーとして重賞ウイナーへと導いた馬。
その馬の名を冠したレースを、調教師として管理馬で制する・・・
しかも鞍上は、騎手同期の左海誠二騎手。
繋がっている、競馬のロマンを感じます。
なお、現時点でシントーアサヒは来月のユングフラウ賞(2/13 浦和)を予定しているとのことです。
関係者の皆さま、おめでとうございました